好きな跳びポ曲はBookmark。ぶれんです。
少し前にCrestで推しメンの生誕ライブがあったんですけど、まぁCrestでそこそこ人も入ってたんで多動だけしてマサイはしてなかったんですよ。つまり脚をそんな動かさずに見てたわけなんですね。そこに跳びポ曲が流れてきたから「ここで気持ちよくなっちゃお!」と思って全力で跳んだ瞬間、脹脛の筋肉が今までに体感したことない動きをして思いっきり攣りました。それ以来ちょっとだけ跳びポで全力を出すのが怖くなってる今日この頃ってそんなことはどうでもいい。
皆さん、ライブに行くときに注意事項って見てますか?
大体はチケット販売ページに書かれてますが多分ほとんどの人は見てないし関係もないのでそれで良いと思います。で、注目してほしいのはここです。
>モッシュ、リフト、ダイブなど、周囲のお客様と接触する行為や他のお客様の迷惑となる行為は禁止。ルールをお守り頂けないお客様に対しては、退場処分とさせて頂きます。
実はですね、この一文が存在しないライブが業界内には存在してるんですよ。というわけで今回は
規制なしライブ、所謂ここひろ(心が広い方向け)を紹介していきます。
規制なしライブって?
>モッシュ、リフト、ダイブなど、周囲のお客様と接触する行為や他のお客様の迷惑となる行為は禁止。ルールをお守り頂けないお客様に対しては、退場処分とさせて頂きます。
では通常のライブと規制なしライブでは何が違うのか。簡単に言うと↑で禁止されてることが全部できるようになります。『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』という言葉がありますが、ここでは人の上に人が造られ、人の上で人が転がるようになります。うんうん、楽しいね。
まぁこれらは注意を払ってないと危ないので普段は当たり前に禁止されてるしやったらスタッフがすっ飛んできますが、月一ぐらいでこの規制を排除したライブが現れたり現れなかったりします。
でも興味はあるけどちょっと怖い、興味ないけどライブだけみたいって人向けにこれから解説していきます。
ここひろの良いところ
ここひろのここがすごい!
- リフトが出来る
- サーフが出来る
- モッシュが出来る
- サークルモッシュが出来る
- ハーコーモッシュが出来る
- MIXを打つときに毎回サークルが形成される
- 暇になる時間がない
- 休憩曲も湧き曲になる
- 推しメンにリフトでアピールできる
- 曲でたかまったときの衝動をすぐぶつけられる
- 視覚的に盛り上がりが伝わってくる
- 土台をやることで承認欲求を満たせる
- みんな笑顔になる
ここひろのここがダメ!
- くさい
フロア解説
普通のライブでは前で見たい人は前に行けばいいしスペースが欲しい人は後ろで見ますが、規制なしでは少し状況が異なります。
何故かというと後ろからリフトが突っ込んできたり、上からサーフが流れてきたり、ハーコーの準備でふっとばされたりするからです。といってもフロア全部でそうなるわけではなく、安全に見れる場所もあります。こんな感じ↓
前方・中央:自由。リフト、サーフ、モッシュ、ハーコー、サークル全部やってくる
上手下手端:(比較的)安全地帯。ただ中央に寄ってしまうと巻き込まれるのでご注意を
最後方:安全地帯。キモいオタクたちを見てゲラゲラ笑いたいならここ
会場によって異なる部分もありますが大体はこうだと思います。リフトとか興味ないよ~普通にライブみたいよ~って人は上手下手端とか最後方なら安全に見られると思います。
見た目よりは秩序もあって怪我なんて滅多にしないけど、何があってもそこは自己責任なのでごめんとありがとうが言える人だけ前方・中央で見ようね。
リフト・サーフ・ハーコーとは
そもそもリフトとかサーフってなんやねん!ってことで軽く説明します。
リフト
上がれ上がれ上がれ上がれ上がれ上がれ!!
規制なしライブにおいて一番の醍醐味であり、みんながイメージしてるもの。
土台となる人の肩を使って頭上に持ち上げてもらい、正面に突っ込みながら指差ししたり振りコピしたり時には仁王立ちしたりします。主に推しパート、落ちサビでやることが多く、簡単に言えば普段マサイとか指差ししてる場所が全部リフトになります。
基本真ん中→前に突っ込んでいくので、後ろからリフトがやってきたら横に避けるか自分も前に行くのが吉。
推しパートは全部上がるぐらいの気概でIKEA。推しメンも喜ぶから!上がれ!誰よりも高く!
リフトについては別の記事で詳しく解説しているので良ければこちらもお願いします。
↓↓↓↓↓
サーフ
人の上を人が転がるやつ。
リフトからそのまま倒れるように他の人に体を預けてそのままゴロゴロと最前まで流れていき、最後はダイバーキャッチに回収されます(ダイバーキャッチがいなかったら前に流さず適当なところで下ろしてもらうか落ちる)。胴上げみたいに仰向けになった状態で上げてもらって前に流すってことも多いというか多分こっちのほうが理想的。
しっかりキャッチまで辿り着けるとマ~~~ジで気持ちいいんだこれ……ただフロアに人がパンパンじゃないと最前まで転がるというより投げられることが多い。
サーフの注意点としては
・体をジタバタさせない
・腕時計、ネックレス等のアクセサリーは外す
・前に流れる(ダイバーキャッチがいるとき)
ってことぐらいです。危ないからね。
発生する場面としては主にアップテンポな曲のサビでやるのでそういう曲のときは後ろも意識しておかないといきなり頭上から人が降ってくるのでお気を付けて。
ハーコー(ハーコーモッシュ)
サークルの中でオタクがベイブレードしてるやつ。動画で見たほうが早いです。
喧嘩か?
やってることは腕を振り回して回し蹴りです。喧嘩か???
当然ながら人に当てたらそこそこに危ないので当てないように気をつけようね!
発生する場面としてはサビ後の間奏が多いですがアイドル現場だとそんなに起こらないというかそもそもハーコー曲がない。あとサークル広げて何もしないのやめて
オススメの服装
規制なしライブではこれでもかというぐらい人が入り乱れるため服装も普段とは異なるほうが良いでしょう
・汚れてもいい服で来る
特に白い服はなるべく避けた方が良いと思います。いつの間にか血がついてたりするから。自分の汗も他人の汗も付くので「このシャツは汚したくないな~」ってやつは避けてライブTなら黒いのを採用するのをオススメ。
・ファスナー付きを選ぶ
貴重品はロッカーに預ければいい話なんですが、じゃあロッカーキーをどこに置くの?ってなるんですよね。フロアに放置したら盗まれるの怖いし、かといってポケットに入れたら落としそうで怖いじゃないですか。なのでファスナー付きのズボンなりシャツをオススメします。
ユニクロのストレッチドライパンツとか運動仕様でジッパーも付いててとってもオススメ。
ライブ情報
規制なしライブ解説をしてきたので直近のオススメのライブ情報も紹介します。
・4/13 プリズム・オン・ステージ – ミラミラツーマン編 –
※サーフ禁止
・4/28 OSUSHI DYNAMITE Vol.8
・5/4 NEO JAPONISM特別単独公演~To Be Determined~
・6/25 OSS:to the TEMPEST
※ダイバーキャッチあり
※ダイバーキャッチあり
※ダイバーキャッチあり
まとめ
知らない方向けに注意点とかも書きましたが、気をつけるのはこれぐらいです。
・SNSに不満を書かない
・怪我をしない、させない
・貴重品はロッカーに預ける
規制なしライブというのは普段できないことを全力で出来る場所なので、参加するからにはここでしかやれないことを全力でやらないと勿体ないです!やっぱこういうライブって非日常要素がたっぷり詰め込まれてるので今まで味わったことない人たちには是非とも一度は体験してみてほしいんですよね。
殴られようが蹴られようが服が汚れようが汗臭くなろうがそんなことどうでもよくなるぐらいの楽しさが詰まってるあの空間を僕は愛してやまないので、もっと人も機会も増えてほしいなっていうのが個人的な気持ちです。
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