今回も一番取っちゃいますよの回ヨンホンウテッ!パンパンパンパン
こんにちは、こんばんは、おはようございます、おやすみなさい。ぶれんです。
休日は9割方アイドルライブに行ってる自分ですが、規制の無いライブだったりちょっと激しめのことがフロアで起こるとこういう意見を目にしませんか?
「暴れたいならバンド行けばいいのに」
「暴れたいならバンド行けばいいのに」
「暴れたいならバンド行けばいいのに」
「暴れたいならバンド行けばいいのに」
「暴れたいならバンド行けばいいのに」
行ってやろうじゃねえか!!!!!!!!!!!!!!!!
というわけで行ってきました。
DEAD POP FESTIVAL 2023
&
OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL
この2つの夏フェスに参加した感想をドルオタ目線で語っていきたいと思います。
バンドの夏フェスに行った理由
冒頭のやつは冗談で、普通に前から興味あったんだよね。2020年の夏頃ってどの業界も全くライブできない状態だったじゃないですか。その時に色んなグループが昔のライブ映像を無料で配信してくれたりして、その時にたまたまSiMの映像を見たんですよね。そしたらまぁ~~~~~~カッコいいのよ。特にMAHのMCが映像越しでも沸けるぐらいキレッキレでいつか見に行きてぇ~ってなったんすよ。ただまぁその頃はとてもライブできるような情勢じゃなかったから頭の片隅に置いておくぐらいに留まってましたね。で、月日は経ち2023年、オーラルの4本打ちをたまたまtiktokで見まして。
いやこんなんで始まったら絶対テンションブチ上がりますやん……って軽い衝撃を受けてうわライブ行きてぇ~になってたらフォロワーから「DEAD POP行きましょう!」とのリプが。なにそれ?と調べてみたらなんとSiM主催!オーラルいる!他のメンツもバカ強い!行かない理由ないやん!
On the treat Super Seasonワンマン(推しメン卒業)と被ってるという致命的な理由がなければな!
そのため悲しくも25日はいけませんでしたが、24日もフォーリミにベガスにHEYとえらい強かったのでじゃあこっち行っちゃいましょうとフッ軽の精神でバンド現場初参戦キメてきました。そして結論言うとDEAD POPが死ぬほど楽しかったのでジャイガも行っちゃったワケ。夏フェス野外地方多すぎ問題。
ライブ会場がそこそこに遠い
まず最寄り駅から徒歩15分かけてシャトルバス乗り場に向かいます。そこからシャトルバスに乗って更に15分ほどかけて会場着です。なので最短でも30分ぐらいはかかりますね(時間帯による)。これね、行きはいいんですよ。徒歩15分ってイメージの倍は長く感じるんだけど最寄り駅付いた瞬間からライブキッズたちがわんさかいて一緒に向かうのでワクワクがあって楽しいんですよ。シャトルバスもDPFは無料でチケットの整理番号で時間指定、ジャイガは1.5kで時間選んで買う感じ。だけど行きはお客さんも結構バラバラの時間に来るんで待機列も無く指定時間より早く着いても乗れましたね。
問題は帰りよ。ドッッッッッッッッッッッと疲れた状態でズラーーーーーーーーーーーーーーーーっと並んだシャトルバス列に並ぶのがもうありえんしんどい。ようやく乗って戻ってきてもそこから駅まで徒歩15分がクッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッソしんどい。余韻に浸ってる余裕が無いくらい辛い。ジャイガの時は遠征荷物+疲労+膝負傷+足裏に水疱多数で半分引き摺りながら帰りましたからね。タスケテ…タスケテ…
とはいえ大音量でも近隣からクレームが入らなくて数万人の人間が来れて多少色々あっても許容してくれる場所なんて僻地しかないからね、仕方ない。ライブハウスは神。
視界に入る人間全員Dickies
Dickiesのこのやたらカラーバリュエーションが豊富なハーフパンツです。
これを着てる人が体感で7割ぐらいいる。いやマジでライブキッズといえばこのイメージだったけど本当に驚くほどいる。正装?ってぐらいいる。何でこれが選ばれてるのかって言うと、まず丈夫、モッシュしようがダイブしようが簡単には破れないぐらい頑丈。そしてポケットも多くて深い。ライブキッズはライブ中暴れまわるから荷物なんて必要最小限しか持てないんだけど、これならポケットにいっぱい収納できるし500mlペットボトルも入るくらい深いから手ぶらで動き回れて便利。その代わり丈夫さを代償に通気性は最悪だから皆スポーツタイツ履いてるしてる。
らしいよ(持ってない)(欲しい)(次のフェスまでには買う)
男女比が偏ってない
バンドマンと女は切っても切り離せない関係なのでまぁ多いのは分かる。ただ前方でも後方でも半分ぐらい女の子がいて声優・アイドル現場育ちのキ・モータにはカルチャーショックが過ぎた。というかモッシュダイブが当たり前に起こる場所でもこんなにいるとは思わなんだ。アイドル現場の女性比率なんて某ヒ◯インズを除けば良くて8:2、規制なしなら探す方が難しいレベルですよ。
それがこっちでは3人組の女の子がキャーキャー言いながらモッシュに参加したりディッキ履いた子が頭の上から降ってきたり「上げて上げて!」って合図してきたりするんですよ。怖くないの?????
リハーサルがある
アイドル現場だと基本同じセット同じマイクで全グループやるからグループ毎にリハなんてやらない(やるのはRADJAMぐらい?)けど、バンドだとイベントにもよると思うんですけど楽器を扱う関係でタイムテーブルがグループ間で30分ぐらい空いてるんですよ。だから複数ステージ用意して空き時間は別のステージが始まってその間に次のグループのセッティングやら音のチューニングをしたりするわけです。だから出番の10分前ぐらいにはもう1回出てきて調整を始めるんですけど、そこでもうリハで2曲ぐらいやってくれるんですよね。しかも大体本番とは違う曲で。つまりこれタイテ上では35分枠でも実質45分じゃん!!!!!!!!!勿論やらないバンドもいるし必ずではないけどね。とはいえやるバンドも多いので最低でも10分前には着いていたほうが良さげ。知らない人からすると「あれ!?もう時間前なのに始まってる!?」ってステージダッシュしたりでまぁまぁ初見殺しなんやけど。
モッシュもサークルもバカでかい
ロックバンドでやることといえばなにか。そう、リフト!モッシュ!サーフ!
なんでモッシュもサークルモッシュ(走り回るやつ)も日常茶飯事なんですが、一回一回がでっっっっっっっかいのよ。なんでかってあいつらイントロからもう広げるの。サビのモッシュに気合いが入りすぎてる。ふと後ろ向いたらいつの間にか闘技場が形成されてるのビビるて。でもサビまで結構遠い曲もあったりするやないですか?そんな曲でも構わずイントロから広げ始めるから2、3分何も起こらないバカデカピットが残り続けるんすよ。30秒もあれば最大規模まで広げられるんだからもっと後回しにしていい…よくない?
あとモッシュとサークルの数もえらい多い。左側で広がり始めたな〜って見てたら反対側でも別のモッシュピットが形成されててダブルピットに挟まったりする。カオス。
人数が多いから中央寄りだとプレスされる強さもなかなかあって、どれぐらいかというとモッシュする瞬間にジャンプするとそのまま浮く。これ楽しいから皆さんオススメです。
リフトが肩車
アイドル現場のリフトって2人で1人を上げるものだけどバンドだとなんと肩車です。えっ!?成人男性を肩車するんですか!?僕もお兄さんに「いいすか!?」ってお願いされたからやってみたけど、シンプルに重くてしんどい。いや全然重い人ではなかったよ?多分60kg前半とかだよ?それでも体力持ってかれません?
あとリフトするタイミングってまぁ推しパートがあるわけじゃないから入場SE中とMC後とラスサビ前ぐらいなんだけど、曲中のリフトはゆっくりしゃがんで準備する余裕もないからか、上がりたい人は無理やり背中をよじ登ってた。それを周りが補助してあげてたからこれならアイドル現場式の方が簡単でパパッとできて良くない…?とは思ったよね。あとリフト=サーフだから曲が始まったらみんな前に投げるんだけど、肩車してるから一度頭を引き抜かないといけないからこれもなぁ〜なんかやりたいことと手段が噛み合ってないなぁ〜〜〜とは感じたけどこれはアイドル現場育ちだからなのかな。肩車するのは全然構わないけど自分がお願いするのはまだちょっと恐縮しちゃいますね……したいけどな!SEリフト!
一般レスキュープロ
人数が多いもんだからモッシュしたら戻るときに軽いドミノ倒しみたいになったりサークルモッシュ中に転んでたりサーフで落ちたりはまぁ珍しくないというか頻繁に起こるんすよ。だからそういう人がいたら助けてあげてねっていうのがマナーとして存在してるんだけど、それにしてもレスキュー精神が全員とんでもなく高い。
一回サーフしようとして足を攣ったのか立てなくなった人がいたんだけど、『立てますか?→首を振る→3人ぐらいで手足持って運び出す』ここまで20秒もかかってない。空き時間一切無し。しかもかなり人がいる前方で全員他人同士でそんな連携できる???救急隊員???ってぐらい早くて感動すら覚えた。倒れてる人がいたら即レスキューの精神を全員が持ち合わせてて、多分日本で一番人を助けて助けられる場所だと思います。あったけぇ〜
異臭がしない
アイドル現場で多少フロアがグチャグチャになるとなんか中盤ぐらいから異臭がするじゃないですか。するんですよ。動物園とかラーメン屋の特に濃い部分の臭いみたいなのが。あの異臭がしなかったんすよ。野外フェスだから超暑くて超人多いのに誰と密着しても変な匂いが一切なくて陽キャ最高です。
オタクは風呂に入れ
陽キャ集合写真
これマジで陽キャ文化だなっていうのがあって、バンドの出番が終わった後に客同士で集まってて何やってんやろ~って思ったら全員で集合写真撮ってて圧倒的陽キャ文化だ……って震えたよ俺は。
とりあえず近くにいる人集めてウェ~イwって写真撮れる人種が眩しくて思わず熱中症になりかけた。
結論
肩組んでヘドバンするのも円になって背中を叩くのも人を転がすのも人が転がってくるのも自分が転がるのもモッシュもWODもサークルも何もかも規模がデカくて自由に遊べて何より歌ってる人が全員死ぬほどカッコいいので
雑にバンドライブ、行きましょう
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